20世紀号に乗ってきました

 

増田貴久さん主演のミュージカル『20世紀号に乗って』を観劇してきました!

 

もともと観に行く予定はなかったのですが、舞台が始まる日が近づくにつれて気になってきて、結局諦めきれずに一般でなんとかチケットを取って観劇することができました。

増田さんの舞台は一度『ハウ・トゥー・サクシード』を観劇したことがあるのですが、その時に明るくポップで軽快なミュージカルの面白さを知りました。その時の感想どこかにメモしてなかったな~と思ってインスタのストーリーを遡ったら見つかったので一応載せておきますね。

言いたいこと多すぎて何から言えばいいかわからないけどとにかく最初から最後まで出来上がったミュージカルに圧倒されたし増田貴久がフィンチ役ってことしか知らずに観たけど全然楽しめたというかむしろ楽しめない人いないだろって感じだったし2階席の後ろの方S席にするなよとか思ったけどセンターで見やすかったし一体感のある手拍子楽しかったしカテコ何回もやってくれて最後増田さんと松下さんがハイタッチして握って抱き合ってたのも良かったしやっぱり増田貴久の生歌は最高だしあんなにがっつりバリバリ踊ってるの久々に観たから泣いたあとちょっと名前わからないけど男女1人ずつ推しができました東京千穐楽お疲れさまでした大阪公演も頑張ってください泣シアターオーブのトイレ譲り合いシステムで草だった

色々とツッコミどころ満載の感想ですね…そこに触れだすといつまでも本題に行かないので避けますが…要するに凄かった!!という感想です。そんな思い出があったので今回も観に行きたくなったのは不思議なことではないですね。(余談ですが、シアターオーブへ行くのはハウトゥー以来だったので、トイレ内に案内係のスタッフさんがいてスムーズに個室入れたのは素晴らしかったです。譲り合いシステムは終了?)

で、本当はイントロダクションとかよく読んで行きたかったのだけれど、現実をせかせかと生きているうちにあっという間に当日になってしまって、結局タイトルしか予備知識がないままいざ観劇!でした。もはや予備知識というのもおかしいですね。

観劇後の感想は、「圧巻」の一言です。良い意味でのため息が止まらなかったです。というかこんなに幸せなため息ってあるんだなぁと思いました。休憩中も放心状態でトイレの列に並んでいましたし。

言いたいことはたくさんあるのに、感想の行き場を失って脳内で記憶が薄れていく一方なので、急いでこちらで吐き出すことにしました。いつもの如く思ってから行動に移すのが遅いので、観劇からだいぶ日にちが経ってしまいました。しかももう東京公演は無事に終わって、大阪公演が始まるんですね…ということは大千穐楽まで残りわずかなんですね…時の流れがあまりにも早くて驚きです。そのため、いつも以上にまとまりのない文章になってしまうかと思います!すみません!箇条書きっぽくいきます!あまりにも良かったので記録として残させてください!では!

 

 

〇まず、増田さん、歌が上手すぎる。増田さんの歌声は今までライブでたくさん聴いてきたけれど、それとはまた違った歌の上手さというか、そんな歌声も出るの?!と何度も思わされるくらい歌声の使い分けがお上手で凄かったです。正直、増田さんの歌声はミュージカル向きではないと思っていたのですが、二十数年歌い続けてきたからこそ己の武器となった聴く人の心を震わす唯一無二の歌声が、この『20世紀号に乗って』というミュージカルにバシッとハマっていて超気持ちいい~~~~~!!(オタクの北島康介)基本的に板の上にNEWSの増田貴久さんは存在しないのですが、高音パートで時々出てくるのがまた面白いと言いますか、少し嬉しくなったりしました。とにかく歌が上手い。他の方と一緒に歌う時に邪魔せず綺麗に重なってまとまるところも、増田さんの歌声の好きなところです。何度でも言います。歌が上手すぎる。

 

〇増田さんの歌声とこれまでの積み重ねの関係性は、ダンスも同じことが言えるな~と思いました。増田さんの振り付け一つ一つを丁寧に踊るダンスいいですよね…増田さん自身の姿勢が表れていてとても素敵で良かったです。リリーが有名な舞台女優になっていくあのダンスシーンとか特に。

 

〇そして何より不意打ち側転でエェエ?!?と驚きが止まらなかったです…増田さんの側転めちゃくちゃ綺麗なバッテンだった…体育の授業でお手本にされるやつだよ…あと場面転換の時に歩きながら腕まくりする姿は全員が好きなやつですよ。ジャケットなしの腕まくり姿は増田さんの綺麗なガチムチ体型が際立って見惚れてしまったキモオタはここにいますごめんなさい。

 

〇増田さんってガチで運動神経良くていいですよね。だけど、「ぴょこぴょこ」とか「とてとて」といった効果音が付きそうな可愛らしい動きもよくするじゃないですか。それが、コミカルな動きが特徴の一つとなってくるコメディ系のミュージカルに合っていて、増田さんめっちゃ向いてるし似合うしスゴ~~~!と感動していました。

 

〇リリー・ガーランド役の珠城りょうさん、綺麗、美しい、脚長い、かっこいい!!!!!女性が憧れる女性ってまさにこういう方のことを言うのだなぁと思いました。宝塚にいらした方なのですね、納得です。筋が通っていて自分を持っている自立した女性という役がぴったりで、こんなに適役なの珠城さんしかいないじゃん!(大声)

 

〇「三銃士」と呼ばれるオスカー・ジャフィ(増田さん)、オリバー・ウェッブ(小野田龍之介さん)、オーエン・オマリー(上川一哉さん)の3人の歌声の相性の良さといったらもう…響きが美しく厚みのある歌声はもうずっと聴いていたいです。余談ですが、3人で出演したMASTER HITSは面白いお話がたくさん聴けたのは勿論なのですが、なんてったって声が良いですよね、本当に。小野田さんも上川さんも歌声が会場全体に大きく響き渡って圧倒されました…さすがすぎる…ダンスもお上手で、何だこの人たち何でもできちゃうの凄いな?!になりました。「三銃士」というとNEWSじゃん!の思考になってしまいますが、どちらの「三銃士」も素敵で良いですよね。あと今気付いたんですけど全員「オ」から始まる名前なんですね…これは何か意味があったりするのでしょうか…?

 

レティシア・プリムローズ役の戸田恵子さんが出てきた瞬間、場がよりパッと明るく華やかになった!歌声も、動きも、一つ一つの所作や仕草がとってもチャーミングで一気に引き込まれました。プリムローズが少しずつじわじわと20世紀号内をかき乱していくことで、後半は一気に物語が進んでいくのが楽しかったです!お茶目なプリムローズ・戸田恵子さんにメロメロだし虜になっちゃったよ~~あと、プリムローズの衣装がめちゃくちゃ可愛い、パステルカラーの紫と緑で帽子も大きなリボンも靴も全部素敵だった!

 

〇ブルース・グラニット役の渡辺大輔さん、ザ!コメディ!がよく似合う方で喋り方も表情も仕草もどこか独特なおかしさがあって好きになりました(告白)。そんな面白さに笑って気を取られていると、地下から這い上がってくるような奥深く強い歌声に包まれてまた別の魅力が見られて、良い意味で裏切られました。凄い。

 

〇ラスト、オスカーとリリーがお互いにあーだこーだ言い合ってキスするあの流れ、すっごいドキドキしませんか?めっちゃ海外って感じ(感想がアホ)何回かキスすると思うんですけど、オスカーからパターンとリリーからパターンの両方が見られるの、強く見られたい男と強い女が表れていて好きです。最後の結婚式の場面は、正直、現実世界での最近の状況のこともあって少しヴッ…となりました。これは舞台でもライブでもそうですが、私は、せめてその物語(エンタメ)を堪能しているときは現実を遮断してその世界にどっぷりと浸かることを意識していて、終わってから「あ!そういえば現実のこと忘れてたわ!」となるようにしています。というか、これは意識はしていないのかも…?だけど、心の整理が出来ずモヤモヤしている時だったので、このシーンではふと現実を思い出して重ねてしまったことは個人的な反省点です。とは言いつつ、そんなことを考えたりもしましたが、それよりもオスカーのタキシード姿とリリーのウェディングドレス姿が眩しくて綺麗で目を奪われてしまいました。

 

〇オーケストラの生演奏で鳥肌立った…そして私はこの演奏で舞台開始からもう泣いてました。かっこよかったなぁ、、としみじみ感じている。プリムローズがステッカーをバンバン貼っていくときに、指揮者の方の背中にまで貼っていたのが、舞台に立つ者全員で作り上げていることを表しているように感じられて素敵だった。しかもいつの間にかなくなってたステッカー。

 

○カーテンコールの時?に全員横2列くらいに並んで最後の歌唱をするところは、完全にNEWSの増田貴久さんの歌い方でした。あの、膝が地面につきそうなくらい魂を込めて力強く歌うような。会場全体をゆっくりじっくり見回して目をキラキラ輝かせる増田さんは本当に素敵で、思わず泣きそうになってしまいました。



 

ひとまずこんなところですかね…何か書き忘れているような気もしますが、思い出したら追記することにします。二度、三度観劇するとより細かいところまで観ることができると思うので、もっと観たかったというのが正直な感想です。初見のみだと物語の全体の流れとメインの役者さんのイメージを捉えるのが私は精一杯で、登場人物の動きをよく見たり物語の詳しい考察をしたりできなかったことは悔しいですね、、まあ1回観ただけでも十分面白かったし楽しめたのでなんでも良いですが!!^_^

個人的に、2023年最後に観た舞台がミュージカルで2024年最初に観た舞台もミュージカルとなったのですが、ジャンルや内容が全然違っていてもやっぱりミュージカルって凄いし圧倒される面白さがあるんだなと感動しました。勿論、ミュージカルに限らず舞台は皆、生の演技を間近で体感できる貴重な空間なので大好きです。何が言いたいかというと、少しでも気になる舞台は絶対に観に行った方が良いということです。少なくとも私はこれからは推しが出ていてもそうでなくても気になる舞台は迷わず観に行き、素敵な役者さんたちの生の演技とその空間にどっぷりと浸かりたいと思います!

いよいよ今週末から大阪公演が始まり、終わりも近付いてきてかなり寂しいですが、観に行かれる方はぜひぜひ楽しんできてください〜!無事に大千穐楽まで駆け抜けられますように!

 

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